一年でいちばん、ときめきが空に浮かんでいるような季節。
そっと手にしたのは、光を透かすレースのバッグ。
やわらかな編み目のひとつひとつに、
「今日がすこし特別でありますように」そんな願いが込められています。
誰かと笑い合う時間、お気に入りの服を着る朝、プレゼントを選ぶ手元──
このバッグは、そんな小さな幸せのそばに寄り添います。
飾りすぎないけれど、ちゃんと華やか。
そして、誰よりもその人らしくいられるように。
この季節に、いちばんやさしい光を、あなたに。
むかしむかし、世界のどこかで。
地図に載らない街角に、 不思議なお店がありました。
そこには、誰かの夢と願いが込められたバッグたちが並んでいます。
たとえば、かつて歌手になることを夢見た女の子が持っていたバッグ。
きらきらと輝く誰かの物語が、ひとつひとつに込められているのです。
時は流れ、街角の風景も、人々の暮らしも変わったけれど。
あの店に並んでいたバッグたちは、誰かの夢の続きを、
静かに待ち続けていました。
そして今日。
あなたがそのひとつに出会った瞬間、物語はそっと息を吹き返します。
それは、あなたが始める新しい物語。
